横浜山手にて
2013年 10月 20日
昔、この場所に母と一緒に来ていたのだった。
熟づれか無常の風に逢わざらん
光栄の路 向かう所は墳墓のみ
トーマス・グレー
外人墓地の門に書かれている詩だ。この無常観は全くだ。
教科書で知ったあの生麦事件の犠牲者も眠っているという。
異国の地に眠ることになった人々のそれぞれのヒストリーが埋められている場所。
この周辺にある墓地には無残で悲しい話も多々あるようだ。
2度も母と横浜を歩いていたのを忘れていた。田舎者の母娘が上京した時の交通手段すら思い出せない。
こうして忘れて時代は巡るのだろうな。
誰もいなくったので記念撮影。なんだか母に見える。こんなに老けてないと言うよね^^;
こうしてこの場に自分が在るということが不思議に思えた。
by oriori-marron
| 2013-10-20 10:21
| 小さな旅